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アーム筆入れ

象が踏んでも壊れない

どうですか?
この威風堂々とした言い様。

覚えておられるでしょうか?
当時、こんな非日常的なキャッチコピーと共に、
爆発的ヒットとなった筆箱のことを。


そうです。
その自信満々の筆箱こそ、
昭和40年(1965年)に、
サンスター文具㈱さんから発売された「アーム筆入れ」なのです。


お弁当箱型式の身、蓋。
強き美しさを誇張したようなスケルトン色。
シンプルでストロングなでした。



はテレビCMで、
私たち子供に挑戦状を送ってきました。


それが冒頭の
「象が踏んでも壊れない」です。


実際に象を自分の上に乗せ、
ビクともしなかったスケルトン野郎は、
テレビ目線で「どうだい?」
と得意気に言ったように思えました。


このキャッチコピーに対して、
「へえ~丈夫で長持ちするんだ。」と、
素直に反応した親たちと違い、
「壊せるものなら壊してみろよ」と、
僕たちは挑発として受け止めました。

昭和の子供としては当然の反応でしょう。


それからのとの戦いは、
僕たちに悲喜こもごもの人間模様を見せてくれました。


『象が乗ったって壊れないんだから、きっと大丈夫だよ』

そんな心の奥底に潜む安心感が、
チャレンジャー魂を増幅させたのでしょう。

スケルトン野郎
「まいったゾウ」と言わせたい一心でした。


屋上から落としてみたり、
机の上からジャンプして踏みつけてみたり、
かかと蹴りを見舞ってみたり、
遂には椅子を使った反則攻撃まで飛び出しました。


子供は勝つまで止めませんので、
当然アーム筆入れに勝利を収めます。


ミシッと言う音とともに
「割れた!!」との喚声。

『ええっ!壊れちゃった?親に怒られる…』
そしてそんな後悔が襲ってきました。

自ら壊してしまった者、
他人に壊されてしまった者、
子供の世界から大人の世界へと次元が移動する瞬間の音。

それがミシッでした。




思えば筆入れはよく壊れました。
チャック式の物はチャック部分が、
マグネットの蓋式の物は開閉部分が、
そしてプラスチックの物は落下によって壊れました。

メーカーサイドから見れば、
壊れやすければ次の需要が期待できることから、
壊れないアーム筆入れは真逆の商品でした。

それでも大々的に発売した裏には、
壊してみたい少年真理を、
巧みに突いた戦略だったのかも知れませんね。



そう言えば女の子はどうだったのでしょう。
赤いアーム筆入れを持っている子が
ちらほら居たように記憶しています。

女の子でも踏んで確かめてみたいですよね。

ひとり自宅で
「えい!」と小さな掛け声をかけながら、
スケルトン野郎を踏みつけていたのでは?

そんな姿を想像すると、
なんだか惚れちゃいそうになるのです。

ああ。
偉大なるはアーム筆入れ。



そう言えば当時から筆なんて入っていないのに筆箱と呼んでいましたね。
今だってペンシルケースとは言わず筆箱筆入れがポピュラーな呼称です。
考えてみれば古めかしい呼び名ですが、面白い現象だと思います。



なんと!アーム筆入れ。
マイナーチェンジはしているのでしょうが、今だに現役でした!
その名も「NEWアーム筆入」スケルトン野郎、健在です。
サンスター文具株式会社さんはこちら…
サンスター文具株式会社

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[ 2007/12/12 03:11 ] 昭和の流行 | TB(0) | CM(22)
いや、いや、いや、いや、懐かしい。
ぼくのは確か薄い青色の透き通ったようなものだった気がします。
みんなを集めて、
思い切り踏んづけて、体重を乗せ、
何度も衝撃を与えました。
そりゃ壊れますよ。そして、僕は得意げに「人間が踏んでもこわれるんじゃん」と得意げになりつつ。心で大泣き(笑)。
子どもは何であんなことをしてしまうんでしょうか?
しかし、ゆうやさんの記事は毎回ドキドキします。昭和最高!!
ありがとうございました。
[ 2007/12/12 12:20 ] ヤス [ 編集 ]
 象が踏んでも「壊れない」筆箱でしたけど、マグネットの「鍵」が付いてたのを覚えておられるかな?最初から「付いてる」タイプじゃなかったと思うが、「上」と「下」を重ねるだけだったので、落とすとよく「中身」がバラバラに
飛び散った。そのせいか、マグネットで
「開閉」できるタイプができたと思う。
でも、重たい「磁石」のせいか、磁石を入れてある「ケース」がよく「ぼっこれた」!丸裸の「磁石」を持って、「開けた」記憶が、いまでも「鮮明」に覚えてますけど…。
[ 2007/12/12 16:29 ] 吉岡富美雄 [ 編集 ]
私は、ピンクを使っていたような!?
現在は、結構小さ目を使っていますよね。

そちらの紅葉、遅ればせに見せていただきましたが、綺麗~☆
毎年口ずさむ「もみじ」
聴いてみたいな。。。
実は、30代の頃、コーラスをしていて、紅葉も輪唱でハモってました♪
[ 2007/12/12 17:51 ] wakazukuri [ 編集 ]
私は薄い緑色をしたアーム筆入れでした。蓋には小さなレンズを2列に並べた様な柄で「これが強さの秘密か?」と自分なりに思い込んでおりました。
他の生徒のアーム筆入れにヒビが入っているのに対し頑丈な私の筆入れが自慢の1つでもありました(笑)
[ 2007/12/12 19:57 ] 爺龍 [ 編集 ]
ヤスさま
お晩です。

本当に子供の頃って思慮浅ですよね。(笑)
でも、それでこそ子供です。
思慮深い子供っていうのもなんだかねぇ。

やはりヤスさんも壊しちゃった方なのですね。
思えば購入して直に壊される対象となる、
アース筆入れとは不憫な文具と言えますね。
こんな変った宿命を持つ商品は思い浮かべられません。
[ 2007/12/13 02:02 ] ゆうや [ 編集 ]
吉岡さま
お晩です。

それは変わった物をお持ちでしたね。
それにしても開けるのに苦労されたようで…(笑)
筆箱用の鍵って、思えば不必要極まりない商品でしたね。(笑)


[ 2007/12/13 02:37 ] ゆうや [ 編集 ]
wakazukuriさま
お晩です。

さすがピンクの筆箱とは、
女性らしいですね(笑)

所属されていたのは、
正しく言えば「ママさんコーラス」ですよね。
wakaさまのご奉公。
是非聞いてみたい代物ですよ。(笑)
[ 2007/12/13 02:42 ] ゆうや [ 編集 ]
爺龍さま
お晩です。

そうでした!そうでした!
蓋のところの形状は小さなレンズがありましたね。
やはりそこが強さのポイントなのでしょう。
意外と嵌るかも。(笑)
[ 2007/12/13 02:49 ] ゆうや [ 編集 ]
なんですねー。

いま、サンスターさんを覗いてまいりました(^^)。
エコの観点から、壊れにくいアーム筆入れに再び注目が集まっているとか。
昔使っていた者として、なんだか、嬉しいです(*^_^*)。
がんばれー、アーム筆入れ~!
[ 2007/12/13 14:10 ] みどり [ 編集 ]
ゆうや様、こんにちは。
正確には私より少し先輩、ちょうど
兄ぃ達の世代で大流行した「アーム筆入れ」。
強いですよねぇ。
私も仕事で一度だけ素材として使用した経験があるのですが、ポリカーボネイト
という強力な素材で、ほら、機動隊が楯として透明のヤツを利用してるでしょ?
まあ、普通では割れません。
アクリルの30倍は強いらしいです。
それをいかにして割ってやるか。(笑)
昭和の少年は燃えますよねぇ。(笑)
ゾウに踏ませるCMは確か沢山並べて、ゆっくりとゾウが踏んでいた記憶があります。
これは静荷重の応力分散となるため、ひとつあたりにはたいした重さはかかりません。
ではどうするか?(するなするな。笑)
できるだけ応力を一点に集中させ、衝撃を加えてやる必要があります。(ないない。笑)
ちょうど一寸法師が鬼の胃袋に針を刺すごとく。一点集中です。
具体的に解説すると…。
はい。ゆうやくん椅子を持ってきましょうね。
そうそう。
ちょうど角のところを筆箱の中央付近にのせましょう。
でね。机の上にあがります。
早くしないと担任の先生がきますよ。
準備ができたらハイッ飛んで。
ああ。
見事に割れました。
よかったですよぉ。
あれ?
なんで泣いてるの?(笑)
[ 2007/12/13 16:55 ] moukun [ 編集 ]
みどりさま
お晩です。

そうか!
「アーム筆入れ」はエコ製品と変貌したのですね。(笑)
長年に亘って時代に相応するように擬態した文具のようです。

みどりさん同様、幼なじみとしては応援したくなります。(笑)
[ 2007/12/13 23:13 ] ゆうや [ 編集 ]
moukunさま
お晩です。

ぐすん。(涙)

だってぇ、、moukunくん椅子持って来いて言うから。。(泣)

ひ、ひ、ひっく

先生くるってせかすから、ひ、ひっく。

とべって言うから、、(泣)

買ってもらったば、ば、ばっかりなのに~(大泣)

ポリカァボネェイトは、
アッ、ア、アクリルの30倍つよいっていうからぁ~(涙)

椅子なんて反則なんだぞぉお~、ぞお、ぞおぉぉぉお~(泣)
[ 2007/12/13 23:27 ] ゆうや [ 編集 ]
買った覚えがないんですよ。女の子だから見た目が可愛い筆箱を買っていたんでしょうね。クラスの男の子たちは挑戦していたんでしょうね。そんなことをしそうな子の名前がいくつか思い浮かびました。
風邪がはやっていますよ。私も息子もダウンしております。ゆうやさんも沖をつけて。
[ 2007/12/15 10:09 ] Ivoryboat [ 編集 ]
こんにちは♪
私もCMは覚えています。
実際に象が乗っている映像に、衝撃を受けた記憶があります。
でも、やはり女子は話題性よりは、見た目の可愛らしい筆入れに目が移ってしまい、
シンプルながら画期的なアーム筆入れを使っている女子は
少なかったように思います。という私もその一人・・・^^;

中、高校生の頃は、スチール製の筆入れが流行り、
テスト中のシーンとした中で、うっかり筆入れを床に落としてしまおうものなら、
先生はもちろんクラス中から、嵐のようなブーイングでした~(゚ー゚;A
[ 2007/12/15 11:17 ] 水無月 [ 編集 ]
Ivoryboatさま
こんばんは。

そうですよね。
女の子はやはり見た目が可愛いところを重視ですよね。(笑)

「アーム筆入れ」を壊したであろう悪ガキのお顔が浮かんだとのこと。
どうでしたか?
みんなカワイイ顔してたでしょ(笑)

我が家に現在風邪菌は上陸していない模様です。
Ivoryboatさんも息子さんも早く完治するといいですね。
お大事になさってください。
[ 2007/12/15 17:27 ] ゆうや [ 編集 ]
「象が踏んでもこわれない」は
とっても印象に残るフレーズでしたが
その筆箱を手にとって見た記憶はありませんでした・・・。乗ってみたかったと思います。
 学年があがると、新しい筆箱にするのが楽しみでしたけれど、息子は小2から中3まで一つの筆箱で通していたことを思い出しました。
 今度、アーム筆入、買ってみようかしら?プッシュアップがいいかも。
[ 2007/12/15 18:03 ] つぼみ [ 編集 ]
水無月さま
こんばんは。

テスト中、ひいては授業中に筆箱を落とす。
けっこう頻繁に起こった事件でした。
迷宮入りするほどの大事件はありませんでしたが、
難解な事件も多く、私が担当したそれは今でも心に残っております。

あれは…確か中学1年の夏でした。
教室にクーラーなんてない時代です。
窓を開け放していても耐え切れないほどの暑さ、
それに加えて昼食後のけだるさ…
皆が眠りにつくほど退屈な地理の授業中にその事件は起こりました。

眠気に従って突っ伏すように睡眠中のゆうや少年。
ふとした右腕の動きに筆箱が落下。
「ガッシャ~ン!」
と、ここまでは普通の事件でした。

この事件を難解なものにしたのは、
ゆうや少年の持っていた丸い消しゴム
衝撃音と共に転がり始めた消しゴムは、
あまたの障害物をものともせず、
あろうことか教壇に向かって突き進み、
●●先生が見事にキャッチ!

その後、ゆうや少年に与えられたはここでは申しますまい。(涙)
[ 2007/12/15 18:51 ] ゆうや [ 編集 ]
つぼみさま
こんばんは。

息子さん、エライですねぇ!
その物を大切に使う行為、拍手したくなります。(パチパチ)

我が家は娘2人なのですが、
これが荒っぽいことこの上なく、親は泣く。です。(笑)

何やら「アーム筆入」購入計画がふつふつと湧き上がっているご様子。
でも、つぼみさんが踏んでみたいだけのような気も…(笑)

[ 2007/12/15 19:03 ] ゆうや [ 編集 ]
象が踏んでも~、ってすごくインパクトあって、記憶に残ってますね。
最近何かのテレビ番組でこの筆入れの
話やってましたよ。
ところで、すみませんが気になってる事ありまして。
こやけゆうやさんてついつい私・・
夕焼けこやけさんって勘違いしてよんでしまっています。
ごめんなさい。
そして、いつも訪問頂き有難うございます!

[ 2007/12/19 00:33 ] あみ・もと [ 編集 ]
「アーム筆入れ」今だに私の妻が実家に持ってます。凄いでしょ?
かれこれ35年ぐらい前の物かな。
この筆箱の特徴は何と言ってもその材質にあります。当時としては最先端の原料である「ポリカーボネイト」につきますね。今現在、私もこのプラスチック業界で働いておりますので、この原料も良く生産しますが、これは本当に強度抜群で融点も高いため、生産には苦労します。
[ 2007/12/19 16:50 ] レトロマン [ 編集 ]
あみ・もとさま
お晩です。

気になるようなHNですみません。(笑)
でも「夕焼けこやけ」さんって脳内変換していただき光栄です。

で、何故「こやけゆうや」なの?
にお答えします。

実はお察しの通り「夕焼けこやけ」が基にあります。

「赤とんぼ」の歌に強く郷愁を感じていましたので、
本来は「ゆうやけこやけ」としようかと思っていましたが、
でも、それではあまりヒネリがないので、
半分ひっくり返して「こやゆうや」としてみました。

しかし、自分口に出してみた時、あまりにも語呂が悪かったことと、
頭髪が少なくなっていましたので、「け」が多いは気が引け、
最後の「け」をとった次第です。

[ 2007/12/19 23:34 ] ゆうや [ 編集 ]
レトロマンさま
お晩です。

な、なんと!
35年も前の「アーム筆入れ」をお持ちとは!
素晴らしいです。

強固な材質で出来ているとは言え、
長い時を超え、お手元に存在していることに「ロマン」を感じます。

かなり感動しました。(笑)
[ 2007/12/19 23:42 ] ゆうや [ 編集 ]
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プロフィール

こやけゆうや

Author:こやけゆうや
1957年生。射手座。
拙い昭和の伝道師です。
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