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ダッコちゃん

一枚のモノクロ写真が手元にあります。
写真の中の少年はカメラ目線ではなく、
少年から見て右手の方に視線を置き、
照れたように笑っています。


ダッコちゃん


たぶんカメラを構えているのは父親であり、
その傍らで母親が見守っているのでしょう。

クリスマスの頃なのでしょうか。
少年の後方にはクリスマスツリーが見えます。

それにしても随分時代がかった写真です。
少年は着物姿ですし、
台の上に置かれたテレビには手作りのカバーが乗っているようです。


そして少年が手に抱いているのは…
紛れも無く「ダッコちゃん」です。


1960年代を代表する玩具「ダッコちゃん」


「ダッコちゃん」の発売は1960年(昭和35年)7月。
若い女性から火が付き、テレビの影響もあって、
その年の年末までに240万個が販売されたそうです。

「ダッコちゃん」と言うネーミングは、
ちょうど腕に抱きつかせるように装着できたことから、
マスコミが付けた愛称であったとのこと。


正式名称は「木のぼりウィンキー」

片方の目に貼り付けた特殊シールに秘密があり、
見る角度によってウィンクをする優れものだったことが、
正式名称の由来だと思われます。

当然、ソフトビニール人形といった作り易さから、
大ヒットしていることへのあやかり商品も数多く出現しました。



写真の少年は当時3~4歳ほどでしょうか。
手にした「ダッコちゃん」が、
たとえウィンクしない偽物だったとしても、関係ありません。
また、そうではなく本物であったとしても、意味をなしません。

彼は腕に絡みつく「ダッコちゃん」が愛おしく、
自分の可愛い遊び相手であってくれるなら、
真偽の程はどうでもよい事だったのですから…。



その後、歳月は流れ、
世界的に有名な書籍「ちび黒サンボ」
黒人差別論争に巻き込まれて「ダッコちゃん」の製造は中止されました。

ちなみに、この少年。
「ちび黒サンボ」(絵本)も愛読し、
物語を本無しでもしゃべれたそうです。

今でも少年の心の中には、
トラが木の周りをぐるぐる回り、
やがてバターになってしまう光景や、
「ダッコちゃん」の懐かしいビニール感触が残っています。


時代とともに世間の考え方、感じ方は変化しますが、
変化することが全て正義ではなく、
変わらないことが全て美徳ではありません。

ただ、白と黒の間にある部分を大切に心に留め、
その狭間で正しい判断をしたいものだと
少年は今、思っています。


このモノクロ写真をみる度に、
平和のありがたさを噛締めているのです。



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[ 2007/09/26 03:27 ] 昭和の流行 | TB(0) | CM(20)
弟と私が写るセピアいろの写真。
私の腕にしっかりと「ダッコちゃん」がしがみついています。
タカラの「ダッコちゃん」です。
当時売り切れ状態で、父が知り合いに頼んで買ってくれたのを思い出します。

手長猿のような茶色のあやかり商品もありましたよね。
書いている内に記憶が蘇ってきます。

「ちび黒サンボ」も、もちろん読んでいました。
椰子の木の周りを虎がぐるぐる回る絵をはっきり覚えています。

なぜか、そのページはおいしそうなバターの匂いがするのでした。


[ 2007/09/26 13:00 ] たま [ 編集 ]
こんにちは。
お写真の少年。
なんとも雅な衣装を纏われて。
さては、やんごとなきお方にあらせられましたか。
漁師町のほど近くで下品に育った私の記憶では、
我が家にはダッコちゃんは存在せず、やはりソフビ製の、
50cm程度のオバQの起き上がり小法師がありました。
今と変わらない、大人を睨みつけるような目の少年が、
オバQと一緒に並んで写っている白黒写真があります。(笑)
ダッコちゃんは叔母の家にあった記憶があります。
「なんじゃ。こりゃ?」とか言いつつ、
デコピンをかます可愛げのない少年でした。
ちびくろサンボ。
私も大好きなお話で、いまでもよく覚えています。
読み終えると必ずホットケーキが猛烈に食べたくなりました。
数字までは忘れましたがお話のラストは
「あまりに美味しくってサンボは○○○枚
(確か三桁だったような…。)も食べちゃったんですって。」
だったかと。
皆の心に残るお話を封印することこそ、逆に臭いものにフタを
するようで釈然としません。
黒人差別については、マイケル・ムーア監督の
「ボウリング・フォー・コロンバイン」の中で解りやすく
解説がありました。
同監督の「華氏911」という作品も見ました。
私たちが子供の頃は「アメリカからやってきた!」と銘打てば
憧れの対象となりえましたが、どうやら様子は変わってきたようで、
病める大国に追随する危険に気づかねばならない時期にきたようです。
[ 2007/09/26 13:51 ] moukun [ 編集 ]
両親は田舎者。
ワタクシは末っ子で、一回り以上年上の長姉のマスコット的存在!?
姉から、ダッコちゃんを買ってもらいましたよ。
おまけに裁縫上手な姉は、ダッコちゃん柄のズボンを縫ってくれました。
そのズボンを履いた、はにかんだおさげ髪の少女がいました。
その写真が目に浮かぶわ。

でも、想像だけにしてくださいね。
ゆうやさんみたいに見目麗しくございません^^;
[ 2007/09/26 17:19 ] wakazukuri [ 編集 ]
ゆうやさん、こんばんは
ダッコちゃんもですが、ダッコちゃんを抱っこしている少年も・・・
とっても可愛いです。
ダッコちゃんに正式名称があったということ・・・・
私、今初めて知りました。
「ちび黒サンボ」・・幼い頃に、トラのバターを想像しながら
お話しの世界に入り込んでいました。

>ただ、白と黒の間にある部分を大切に心に留め・・・・
そのお言葉・・本当ですね。
私、子供たちにもそのようになって欲しいなと思っています。
1枚のモノクロの写真から、いろんな想いが
伝わってくるような気がしました。

(バナナの写真・・よろしかったら使ってください。)m(_ _)m
[ 2007/09/26 22:38 ] sara [ 編集 ]
たまさん
お晩です。

>椰子の木の周りを虎がぐるぐる回る絵をはっきり覚えています。

私の覚えている絵の木も椰子のようです。
ひょっとしてたまさんと同じ絵本だったかも(笑)

たまさんのお写真のように、
腕にしっかりしがみつく「ダッコちゃん」が本来の姿です。
私のように「ダッコちゃん」をだっこするのは邪道ですね。(笑)

そうそう、バターって少し贅沢な香りがしてました。
当時の朝食は完璧に和食でしたから、
何かバターって響きにも憧れました。
[ 2007/09/27 23:18 ] ゆうや [ 編集 ]
moukunさま
お晩です。

オバQの起き上がり小法師ですか(笑)
いかにもmoukunさんにフィットした遊び玩具のようで、
幼き頃のmoukunさんの目が想像できてしまいました。(笑)

それにしても「起き上がり小法師」と書くのですね。
勉強になりました。

大人を睨みつけながら、
「ダッコちゃん」にデコピンをかます子供が、
今やブログ界の噺家
あ、いや、俳人なのですから…
その生い立ちをつぶさにお伺いしたい気分です。(笑)
[ 2007/09/27 23:31 ] ゆうや [ 編集 ]
wakazukuriさま
お晩です。

ダッコちゃん柄のズボンを履いて、
おさげ髪ではにかむ少女!

まさしく『昭和復刻』のテーマビジュアルそのものです。(笑)

お、お、お~!!
想像が膨らむ~!
どうしたらいいのでしょう。
妄想が止まりません。(汗)

かわいいですね。(笑)
[ 2007/09/27 23:37 ] ゆうや [ 編集 ]
saraさま
お晩です。

「ちび黒サンボ」がそのバターで焼いたのがホットケーキです。

当時、ホットケーキなんてしゃれた食べ物ってあったのかな?
もちろん私の記憶にはありません。
なんせ、田舎におりましたもので…(笑)

写真に切り取られた世界には、
思わぬ真実が隠れている事を知りました。
私が写っている写真は、
私を写してくれた人がいたから存在するという、
そんな単純な発見がありました。

少し視点を変えて、
更に少し注意深く見直すと…
面白い発見があるかも?(笑)
[ 2007/09/27 23:48 ] ゆうや [ 編集 ]
無償の愛に囲まれて何も不自由なく幸せな幼少時代を過ごして来られた様子が一枚の写真で読み取れます^^現在のゆうやさんの人柄もわかるような気がします?冗談です・・・

ダッコちゃんの頃、私は小学生でしたから町のおもちゃ屋さんに母と並んで買ってもらった記憶があります、フラフープもそうでした。父にはカール人形をごね得で買ってもらったことも覚えています・・・
[ 2007/09/28 08:06 ] [ 編集 ]
お早うございます^^
題名無し、名無しで送ってしまったのはウサコですm(__)m

記事は全~部見せて頂いておりますが、
コメントを残せませんで失礼(;一_一)
[ 2007/09/28 08:35 ] ウサコ [ 編集 ]
一大ブームを引き起こしたダッコちゃん。当然のように我が家にもありました。ゆうやさんと同じように腕にくっつけて歩いていたのを記憶しています。懐かしいですね。それと、目のバッジ部分がウインクするのが当時としては秀逸ですね。
[ 2007/09/28 17:26 ] レトロマン [ 編集 ]
知りませんでした。あれほど流行っただっこちゃんなのに私は買ってもらえませんでした。なぜか祖父のお許しが出なかったそうです。だからちょっと複雑な懐かしさです。ちび黒サンボは私も愛読しました。美味しそうなホットケーキにワクワクしました。今はブログを休んでいますが、サンボをテーマにしたかったんですけどね。
[ 2007/09/29 00:03 ] Ivoryboat [ 編集 ]
お世話になっています。
私が生まれる1年前に発売されたダッコちゃん人形。物心ついた頃に近所の方から頂いた記憶があります。また、「ちび黒サンボ」の絵本も父親から買ってもらい愛読していました。ちび黒サンボの絵がダッコちゃんに似ていたのか?ダッコちゃんがちび黒サンボに似ていたのか?私の中でも共通のモノとして思い出されます。
[ 2007/09/29 00:39 ] 爺龍 [ 編集 ]
ウサコさま
お晩です。

フラフープ。
今であればビリー隊長が使っていても違和感の無い代物でしたね。(笑)

カール人形?
男の子であった私には馴染みの薄い人形でした。
初見でぱっと文字を見た時に、
カールおじさんを思い出してしまうほどの馴染み薄でした。(笑)

コメントなんてどうか気にしないで下さいね。
ウサコさんに気にして欲しいのは、『あのバナナ』です。(笑)
[ 2007/09/29 01:49 ] ゆうや [ 編集 ]
レトロマンさん
お晩です。

実は私、目がウィンクしたかどうかの記憶がないんです。(汗)
ということは…偽物

ま、どちらにせよ、腕に抱きつかせることがポイントでしたね。
今でもイケル玩具ではないかと思ってます。(笑)
[ 2007/09/29 01:57 ] ゆうや [ 編集 ]
Ivoryboatさま
お晩です。

ウィンクするからウィンキーってシンプルな命名がいいですよね。(笑)

ゆっくり充電されたら、また復活して下さい。
ストーリーのあるお写真が気に入ってましたが、「サンボ」もOK
[ 2007/09/29 02:02 ] ゆうや [ 編集 ]
爺龍さま
お晩です。

当時はおもちゃの使い回しや、
衣服のおゆずりなんかは頻繁にありましたね。
それも親戚とかではなく、ご近所同士で…。

物を大切にし、周りを思いやる
今欠けているものが沢山ありました。
いい時代でしたね。

[ 2007/09/29 02:24 ] ゆうや [ 編集 ]
もうもうもう!
やっぱりそうですそうなんです!
ああ、もう切ない私の昭和の記憶よ!
胸がぎゅんぎゅんしまくりです。
だっこちゃん!!子供の私がスラリとした若いおねえさん達が腕にダッコちゃんをはめて、街を闊歩する姿を両親に手を引かれながらぼんやり見ていました。が、ある日父親が買って来てくれたのでしょう、我が家にもダッコちゃんがチョコンと座っていました。
私もちょこっと人形を作りますが
そんな訳のわからない切なさが
必ずもれなく込められてしまうのでしょう・・・
いつも懐かしいお顔をしてるように思えるんです。
[ 2007/10/01 02:07 ] みるきいねこ [ 編集 ]
みるきねこさま
お晩です。

切ない感情ってたまりませんね。
なんて表現したらいいのでしょうか。
悲しい訳ではないのに、胸に去来する不思議な想いですね。
私がみるきねこさんの作られる人形のお顔に郷愁をそそられるのは、
きっとそう言ったことなんですね。
[ 2007/10/01 23:34 ] ゆうや [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
[ 2016/12/22 16:25 ] [ 編集 ]
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Author:こやけゆうや
1957年生。射手座。
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